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タイ・山岳民族の子どもたちの通学用寄宿舎「さくらエコホーム」の運営

さくらプロジェクト

対象地域

タイ:チェンライ県 ルミアット村

背景

タイには、約100万人におよぶ山岳少数民族が暮らしているが、タイ政府の山岳民族の子どもたちに対する教育政策は十分な成果を上げておらず、いまだに小学校のない村も数多くある。山岳地帯では交通のアクセスも未整備なうえ、現金収入を期待することができない。

そのため、子どもたちが親元から通 いながら教育の機会を得ることは、多くの地域で非常に困難である。また、小学校において教育を受けることができたとしても、遠隔の市や町にある中学校に進学するためには、下宿もしくは借家を借りて生活しなければならず、多くの世帯にとってそれは経済的に難しい。

目的

当団体が2002年より運営している「さくらエコホーム」において、山岳民族の子どもたち40名に寮生活をさせ、奨学支援を行い、正規の公立学校で教育を 受けさせる。彼らが教育を受けることによって、将来、就労の機会を得て、ひいては山岳民族の生活水準の改善につながることを目指す。

事業内容

当団体タイ支部のさくらプロジェクト・タイランドの主導により、40名の山岳民族の子ども(継続寮生25〜30名、新規寮生10〜15名を予定)を対象に、下記の事業を実施する。

  • さくらエコホーム(以下、寮)の運営・管理
  • 寮の子どもたち40名に教科書、文房具、教材、制服を支給(前期は5月、後期は11月)
  • 寮の子どもたちのうち、10キロ離れた場所にあるサンパヤーン中学校への通学者10名に対してバス代を支援
  • 寮における朝食・夕食の世話、および学校での昼食費の支援
  • 寮生の生活指導、および保健衛生の指導と健康管理