カンボジア孤児院の子ども達のための、学習援助と自立支援
対象地域
カンボジア：プノンペン
背景
現在カンボジアでは経済的発展がめざましいが、長い内戦の影響が、いまだ弱い立場の子どもたちに影を落としている。数年前まで国内にあふれていた内戦孤児の数は減っているようにみえるが、経済発展の陰で貧富の差、都市と地方の差が拡大している。申請団体は、1997年からカンボジアで孤児院を運営し、両親を亡くした子どもや、片親で経済的理由で親元にいられない子ども、虐待・ネグレクトを受けた子ども、親が行方不明な子どもなどを養育している（2021年1月現在、幼児から大学生まで18人が生活。うち障がい児1人、HIV感染者4人）
本事業では、孤児院で生活するHIV感染者の自立支援、幼児から高校生の学習援助、大学進学支援に取り組む。
目的
1．HIV感染児の自立支援
2．幼稚園児から高校生の学習援助
3．大学進学支援
事業内容
①HIV感染者の自立支援（1人、18歳、職業訓練の学費支援）
②学習援助（授業料等の支援、計9人：幼稚園児2人、小学生3人、中学生3人、高校生1人）
③大学進学支援（大学生2人、授業料支援とPC・自転車の購入）
